バラのよくある質問「バラFAQ」 バラ管理カレンダー > バラ苗よくある質問に答えます

 
夏のバラはラベルのバラと違う?。
夏になってラベルのバラの花と実際のバラの花が違うのでは?という問い合わせが多くなっています。
実際に違う場合もありますが、ほとんどの場合、バラの特性を理解していない為に起こる単なる勘違いです。
暑くなって来るとほとんどのバラの場合、花が小さくなり色が褪せて来ます。
黄色のバラが白っぽくなったり、茶色のバラが赤くなったり。
基本的にラベルやカタログのようなバラの花は、気温が15度から25度位の季節の写真です。
あまり驚かないで、涼しくなるのを楽しみに管理して下さい。
勿論、暑いので樹勢は落ち何となく元気がなくなってしまうのも、夏のバラの特徴です。
こんなバラはどうする?

写真のようになってしまったバラ鉢はどうすればいいのでしょうか?(この程度ならさして問題はありませんが、全く葉っぱがなくなっている場合もあるでしょう)。
一番確実でお薦めできる方法は、ズバリ、植え替える、と言う事。
写真でも分かるように鉢も窮屈ですし、土の栄養分も不足しています。
肥料だけ与えるのではなく一回り大きな鉢に植え替えるべきです。植え替える時の注意は、根に付いている土を崩さない、と言う事です。また植え替える時の土は肥料成分を強くしないこと。
出来れば、ぼかし肥料などの有機100パーセントの安全な肥料を使ってください。
また、葉っぱが黄色くなったからと言って取ってはいけません。
どんなに弱々しい葉っぱでも、出来るだけ残しておく事が秋のバラの生育に良い影響を及ぼす事を覚えておいてください。

枯れたバラ苗、こんな条件が問題。

写真は、去年の秋掘りあげた二年生のバラ大苗を鉢植えにして管理をしてきたバラです。3鉢とも同じに管理してきたバラで、植える時のバラの株の状態はほぼ同じでした。左のバラは完全に枯れてしまっています。真ん中のバラは枯れてはいませんが、かなり微妙な感じです。右は何の問題もなく育っています。
枯れる原因として考えられる事は、株自体の問題と管理の問題の二点です。二年生のバラ大苗の場合厄介なのは、植えてからしばらくしないと枯れたかどうか判断できない事と株自体の問題か管理の問題か判断し難い場合がある事です。
右のバラのように新芽が伸びていれ葉枯れる心配はありません。仮に枯れるようなら管理の問題です。左の場合は、最初からバラの株に問題があったか、土に強い肥料成分があって新しい根が肥焼けを起こしたか寒さにあたって凍死したか、です。部分的に黒くなっていて広がらないようなら、その部分を切ってしまえば枯れてしまう事はないでしょう。

バラの寒さに対する強さは?
バラは比較的寒さに強い植物ですが、時として寒さで枯れてしまう事もあります。
どんな時に枯れてしまうのでしょうか?
一番問題になるのは、しっかりとバラの根が張っていないバラの場合です。具体的に言うと去年の秋から今年に植えつけた(今シーズン購入した)大苗の場合です。何年も育てているバラは少しぐらいの寒さでも何の問題もありません(マイナス10度以下だとつらいかも)。
冬に枯らせてしまう原因は、特に寒冷地の場合、水が凍ったり解けたりの繰り返しが続くと根が死んでしまう事です。だんだんと枝や茎が黒くなってきて最終的には枯れてしまいます。12月に届いているバラ苗は、寒冷地の方は外に未だ植えつけないほうが安心です。勿論、寒さの厳しくない地域の方は植え付けても問題ありません。
品種によってはかなり新芽が出て伸び始めていますので、気温が少し安定するまで、外に植えない方が安心です。写真のようなしっかりした土の入った鉢のバラ苗なら、そのままで管理して少し暖かくなってから露地植えにしましょう。バラの鉢は、昼間はしっかりと太陽の光を当ててください。水遣りは暖かい午前中に、土が
乾いたらタップリとお願いします。
バラに適した土とは?水はけの誤解。
基本的に当ショップのバラの鉢植えの土は、オリジナルのバラ専用の土を使っています。
まず大事な点は、水はけが適度に出来るかどうかです。この水はけについては、皆さん誤解をしている点があるので注意が必要です。水を与えたらすぐに抜けてしまう事が良いと思っている人が多いようですが、これは大き
な間違いです。何故なら、水がただ流れてしまう土なら栄養分もとどめて置けないし、土に地力がない証拠です。保肥力や保水力がない土は、バラにとって住みにくい場所です。
勿論、いつまでも水が抜けない水はけの悪い土は、根腐れの原因になりバラを枯らしてしまいます。つまり、バラにとって良い土とは適度な水はけを持った土であり、決して水がどんどん抜けてしまう土ではない、という事です。適度な保水力を持ちなおかつ水はけも良い、と言う相反する性質をもった土を作る事は簡単な事ではありません。
秋のバラの病気について
秋になるとバラは、害虫より病気がちになってきます。
気温も下がり、朝夕に露を持ったりし始めるからです。黒点病やベト病、ウドンコ病など知らず知らずに病気に犯されているかもしれません。色々な薬剤や資材を使ってもなかなか退治できずに葉っぱが落ちていきます。
しかし、あまり落胆する必要はありません。
バラは気温が低くなってくると自然に落葉して冬の休眠期に入る準備をします。まだ全ての葉が落ちるには早い感じですが、そのまま自然に任せておいた方がバラには良い事も多いはずです。屋外のバラは冬の剪定まで何もしないで放置しておきます。自然に葉っぱが落ち(病気で落ちるのかも?)て(落ちない場合もありますが)、自然に休眠に入ります。自然のサイクルに任せる事がバラにも人間にも良さそうです。
バラに付いたハダニについて

暑い時期のバラで注意しなくてはいけない事は、ダニが付いていないか調べる事です。
幸いにも消毒をしてダニ自体は退治してあります。しかし葉っぱの色はまだ黄色くまだ十分には回復
していません。ダニを退治しないでおくと葉っぱが落ちてしまって、バラがとても弱ってしまいます。
葉が黄色っぽくなり始めたり、落ち始めたら葉の裏をよく見てください。小さな赤い点々が見えたり蜘蛛の巣が張っていたら注意。目を凝らして葉の裏を良く見ると、小さな虫が動いているのが分かります。また暑くなると新芽が止まってしまって出てこないバラもあります。写真のバラも葉は付いているのですが、上からは芽が出てきません。しかし、下の方からはしっかりした赤い芽が出始めたので問題ありません。また葉っぱは、黄色くなってもなるべく虫を退治して残すべきです。何故なら葉がなくなると極端にバラが弱ってしまうからです。
写真はかなり重症のバラに付いたダニです。
ここまで来ると一度ぐらいの消毒では、なかなか綺麗になりません。こんな時は一週間位したらもう一度消毒です。虫が退治出来ても葉は綺麗にならないと思ってください。葉が綺麗にならなくても、新しく伸びてくる芽が赤く元気なら問題ありません。
涼しくなるまでの辛抱です。出来るだけ暑い時期に葉を落とさないように管理してください。葉があるバラとないバラでは、秋の生育がかなり変わってきます。

バラの薬害

写真はバラの薬害です。
この写真のように葉っぱが黒ずむ時と、薬剤によっては葉っぱが縮れる場合とあります。特に柔らかく伸び始めている時の薬剤散布や暑い時の散布には気をつけてください。
もちろん適用作物にバラが入っているか、水で薄める時の希釈倍率はどのくらいか、必ず薬剤に添付してある表示を確認してから散布してください。写真のように薬害が出てしまっても、よっぽどひどくなければ、そのままにして育てましょう。新しく展開する葉っぱや花には影響しません。

バラの剪定は何故寒い時がいいのでしょう?
バラは一定の温度を下回ると根から水や養分を吸い上げなくなります。また葉っぱも落ちてしまいますので、光合成も行われなくなり、枯れたような感じになります。今の時期だとまだ葉っぱも茂っていて水や養分も根から吸い上げています。枝を切ってみると分かりますが、切り口から水が出てくるはずです。このような状態の時に剪定を行うのは、バラの為によくない事です。冬の剪定作業は、枝を深く切り込む作業になるので、バラにかなりの負担がかかります。十分休眠しているバラは、栄養分が根元に戻り枝を切っても切り口から水分が出てきません。このような状態になる時期が、一番寒い時期なのです。この時期のバラは仮死状態のようなものですから、少々無理な作業をしてもバラの負担が少ない、と考えられます。暖かくなるとまた水や養分を吸い上げ始めるのでそうなる前に剪定作業や露地バラの移し替えをしてください。鉢の植え替えも寒い時期です。この時のバラの植え替えは、バラの根を切ったり土を払ったりする作業ですので、なるべくバラに負担のかからない時期にする、という事です。
ウドンコ病について
ところで、バラのウドンコ病が止まらない、という人が多いと思います。10月頃は天候の不順さと
気温の低下にともなってウドンコ病が付き易くなっています。病気が付く前々と農薬散布をしていれば罹りにくいのですが、なかなかそうもいきません。
対策としては、市販の殺菌剤やニームオイルを小まめに散布する事です。白くなってしまった葉っぱなどは
広がっていなければ、切って処分してしまった方が早いかもしれません。全体に広がっていたら三日に
一度ぐらいの目安でしばらく殺菌剤やニームを散布してください(必ずバラのウドンコ病に効果がある、ラベルに書いてある殺菌剤)。病気が止まったようなら散布間隔をだんだん長くしてください。
いづれにしても葉っぱが縮れたりして跡が残りますが、広がらない様だったらそのままにしておいた方がいいでしょう。またチッソ肥料をあげるとウドンコ病になり易いので注意してください。寒くなるにしたがって自然に葉も落ちて休眠に入っていきます。少しぐらいの病気などは、一通りの処置をしたらあまり気にしないほうがぐっすりと眠れるでしょう。
参考までに私が使うウドンコ病の薬剤名を、
ポリベリン・サルバトーレ・ミラネシン・トリフミン・カリグリーン・ストロビー等です。
農薬といえども一度で効果があると思わない事。
ベト病について
気温も下がり天気も良くなかったりして、常にバラの葉に水滴がついている環境になると出易くなります。
この様な時はなるべく雨などに当てないように(露地の場合はしょうがない)して湿気を持たせないようにする。
葉に斑点が出てくるようだと注意してください。斑点が広がってくるとベト病の可能性があります。これに罹ると天気が回復して太陽の光が当たると一度に葉っぱが全部落ちてしまいます。余程ひどくなければ枯れるまではいかないので、落ちた葉は処分し新しく芽が出てくるまでは様子を見ます。
バラのここを切ると良い芽が出てくる

切る場所ですが、5枚葉を2枚残して切る、というのが定説のようですが、お薦めは花の付いた枝の真ん中辺りが良いと思います。
特に一番花は、枝が十分伸びていなかったり葉と葉の間が極端に短い場合があり、あまり下の方で切ると葉面積を十分に確保出来ない時があります。
またシュートを出させたい時は、一度に揃えて枝を切る事です。

鉢植えのバラの剪定と鉢の入れ替え

鉢植えのバラの剪

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