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【裸苗の植え付けで避けるべき10のこと】

バラ裸苗イメージ

「裸苗」とは鉢に植え付けていない、根っこの状態でお届けする苗の事こと。
ザローズショップでは例年10月~11月にかけて、予約限定で販売をしています。
(根が乾かないように処理を行って、専用の袋でお届けします。)
初期成育の段階の管理がポイントで、きちんと管理ができる方におすすめしています。
裸苗に挑戦してみたい方へ【裸苗の植え付けで避けるべき10のこと】をご紹介します。
ご紹介する内容は裸苗に限らず、鉢苗の植え付けにも参考になる内容です。


目次

  1. 環境に適していない品種選び
  2. 間違ったタイミングでの植え付け
  3. 不適切な保管方法
  4. 植え付け場所が適切でない
  5. 痩せた土壌に植え付けてしまうこと
  6. 除草剤が残留している
  7. 植え付け時の高さの調整
  8. 水やりを疎かにすること
  9. ダイバックの放置
  10. 寒さや暑さ対策をしない

1. 環境に適していない品種選び

どんなに育てることが上手なガーデナーでも品種選びに失敗するとその後の苦労が多いでしょう。
涼しい気候を好む品種、暑さへの耐性がある品種など様々です。
品種の管理の説明書きは関東基準が一般的です。お住まいの地域の年間の気候(降水量や湿度も)をよく理解することが必要です。


2. 間違ったタイミングでの植え付け

植え付け後、根が張るまでが最初のハードルです。
関東以西であれば届いてすぐのタイミングで植え付けすることがおすすめです。それよりも北のエリアや高地にお住まいの場合は、3月頃まで待った方が安心でしょう。


3. 不適切な保管方法

裸苗が到着後、何らかの理由ですぐに植え付けられない場合もあります。
その期間、正しく保管できないとカビが発生したり、乾いたり腐食が進んでしまいます。
数日であれば届いた状態でも大丈夫ですが、それ以上であれば土を被せて陽を当てないことが重要です。


4. 植え付け場所が適切でない

植物は光を好みます。日中最低でも6時間は光が当たる場所を確保しましょう。
砂利や石、舗装路の近くは地温の変化が極端になることがあるので避けた方が良いでしょう。


5. 痩せた土壌に植え付けてしまうこと

力のある健康的な土壌があることが良い生育の条件です。小石などの障害になるものは取り除きましょう。
そして何よりも重要なのは良質な堆肥を定期的に入れ、地力の向上に努めるべきです。


6. 除草剤が残留している

シーズンを跨いで残留してしまうものもあるので、注意が必要です。


7. 植え付け時の高さの調整

寒冷地では芽を入れた部分から寒さが入るので、接ぎ目は土の中へ、逆に温暖な場所では台木から芽が発生ないように土の上に出るように植え付けしましょう。


8. 水やりを疎かにすること

植え付け時は特に多くの水を必要とします。事前に根から十分に水分を吸わせましょう。
根張りが十分でない裸苗の土は常に濡れている状態が好ましく、芽が動いてくるまでは特に注意が必要です。


9. ダイバックの放置

根付くまでに土との隙間ができたり、根のダメージや水枯れを主な原因として枝が茶色や黒っぽく変色し、シワが寄ってくる現象がダイバックです。
正常な緑色の部分まで切り戻し、被害が広がらないようにすべきです。


10. 寒さや暑さ対策をしない

氷点下を下回る気候が続く場合(−3℃から-5℃)はバケツを被せたり寒冷紗を巻くなど何かしらの対策が必要でしょう。
遅い時期の植え付けで、まだ芽が小さい場合は、強い直射日光を避けるために影を作ってあげると良いでしょう。


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